専門知識コラム
2020年02月23日

外壁洗浄をするときに考えよう!洗剤の効果と方法について

外壁洗浄をするときに考えよう!

時の流れとともに気になっていく変化といえば、外壁の劣化や汚れがあります。特に外壁のくすみや汚れは、そのまま放っていると外壁を傷めてしまうこともある厄介なものです。そんな外壁の汚れをきれいにすることについて興味を持ち、洗剤についてこだわってみたいと思っている方に、その効果と方法についての情報を紹介していきましょう。

今回は、外壁洗浄の中でも特に洗剤について注目します。外壁洗浄は、汚れに合った正しい洗剤を選択して、さらに正しい方法で使用すれば、より一層の効果を発揮するものです。何となく行うのではなく、よく考えてみましょう。

外壁汚れを把握する

外壁洗浄で重要なのは、外壁を傷めないように意識して洗浄することです。水だけで落ちる汚れもありますが、頑固な汚れは無理にこすらずに、汚れに合わせた洗剤を使用しましょう。まず、汚れの状態をよく確認してから対応することが大切です。

雨によってくっついたチリや土ホコリの汚れ、ガスや換気周りの油の汚れ、コケやカビによる汚れ、その他、黄砂や工場の煙、鳥のフンなど、周りの環境が原因になっている汚れがあります。住まいを老化させないためにも、外壁洗浄は欠かせません。汚れの内容をよく確認して外壁洗浄することで、今までよりも効果が出ていることに気づくでしょう。

外壁洗浄する洗剤の種類

外壁洗浄で使用する洗剤には種類があります。経年の頑固でなかなか取れない汚れは、水ではなく洗剤を使いましょう。外壁洗浄をするときに忘れてはならないのがそれぞれの洗剤の効果であり、汚れに合わせた洗剤を選ぶなど、その効果を知ることでシーンに合わせて使い分けができます。

中性洗剤

外壁についた簡単な汚れであれば、家にあるお風呂用洗剤などの中性洗剤でも落とすことができるのです。例えば外壁の窓枠の下に、雨だれの黒い筋が目立つなどの汚れがあります。まずはホースで水をかけて泥や葉っぱなどの大きなゴミを落とし、ゆっくり洗い流しましょう。

中性洗剤をバケツの中に入れて、車を洗うときに使用するようなブラシにつけて優しくこすり落とします。その後ホースで洗い流してください。ただ、汚れによってはきれいに落ちるところまでいかない場合、専用の洗剤を使う必要があります。

外壁洗剤

軽度の「雨だれ」の場合には、中性洗剤でも落ちないような場合もあります。そのような場合には、市販の外壁専用の洗浄剤やクリーナーなどを使用することがオススメです。こちらの購入場所ですが、ホームセンターなどで販売され、用途別にそろっているので、しっかりと雨だれを落としたい場合には最適でしょう。

外壁や看板などについた水アカや、ガスによる汚れを落とすことももちろん可能です。業者でなくても使用できる洗剤が多いので、人体や環境にもやさしく、安心して使用できます。それでも汚れが落ちない場合は、高圧機洗浄機やバイオ洗浄洗剤の使用も考えられますが、業者に頼んだ方がいい場合もあり、よく検討することが必要です。

コケ専用洗剤

壁に緑色の汚れがついているのを見かけることがあります。コケがついたための汚れの可能性があるので、早めに汚れを落としましょう。放っておくとどんどん繁殖していきます。風雨や土ほこりのような汚れの場合、表面だけについているものならば、落とすのは比較的に簡単です。

しかし、汚れがカビによるものだった場合、カビの菌が奥にまで入り込んで根を張っているので、完全に取り除くのは難しいでしょう。洗剤の使い方は、スプレーするだけです。こすったり流したり、水洗いも必要ありません。コケ用の洗剤は、浸透することで効果を発揮するものなので、こすらなくてもいいというよりは、こすったり水を流したりすることは逆効果であるということです。

時間がかかってもその間のお手入れは必要ありません。スプレー後はその場で効果が表れるわけではないので、少しずつ効いてきます。コケの場合は、環境が変わらない限り、また同じ場所に汚れが付く可能性があるので、たまにスプレーしましょう。コケの予防ができます。

外壁洗浄の洗剤の選び方

洗剤は、外壁の質や汚れの状態に合わせてよく吟味して選びましょう。外壁洗浄を自分で行う場合は、自己流となることが多く、間違った洗剤を使用するとせっかくの効果が半減してしまいます。雨は水分だけではなく、炭酸カルシウムなどの物質が含まれているので、気になる雨だれの黒ずみはなかなか落ちません。

しかも、汚れの中には大気中をただよう土ホコリや花粉などが含まれ、水洗いだけでは完全に落とすことができない汚れがあります。洗剤には汚れに合わせたもの、外壁の質に沿ったもの、初心者向けやプロ仕様のものがあるのです。またスプレー式や薄めて使うものについては、汚れの範囲で変わります。

業者に洗浄依頼する場合

徹底的に外壁掃除をしたい場合は、業者に依頼した方が安心です。自分で外壁の掃除が難しいと感じる場合や、高い場所の掃除については、無理をしないで専門の業者にお願いしましょう。外壁の掃除をきれいに行ってくれます。

まず外壁掃除の依頼を行う場合は、複数の業者から見積書を取り寄せ、契約内容と料金を比べて確認してから契約しましょう。定期的に掃除を行うことで、見た目もきれいですし、耐久性も高まります。

まとめ

外壁洗浄での洗剤についての効果や方法を知っておくことで、外壁洗浄への意識が高まり、汚れへの対応ができます。積極的に洗剤を利用するのもひとつの手段ですし、無理なく業者に頼むことも必要なことが理解できたでしょう。

こちらの「アルケミスト」では、洗剤を使うだけでなく、高圧洗浄機を使って作業を行いますので、短時間の作業でも簡単に汚れを落とすことが可能です。また、外壁洗浄についての機材販売やメンテナンス、お悩みの相談もお伺いさせていただいております。それぞれのお客様に合わせた対応を心掛けることで、お役に立てることが私たち「アルケミスト」の願いです。ぜひお気軽にお問い合わせください。